ホエイプロテイン ソイプロテイン どっちを飲めばいいのか迷いますよね。
ホエイとは動物性のプロテインで、牛乳からチーズを作るときにできる上澄みの部分ホエイといい、粉状にしたものがホエイプロテインです。
ホエイとソイでは、自分が何を目指しているかでホエイプロテイン ソイプロテイン どっちを飲めばいいかが変わります。
プロテインを飲んだからといって、ムキムキになれるというかというとそれは違います。
女性でも不足しがちなので、プロテインで必要なタンパク質を補給することは、健康的な肌、臓器、髪すべてに良い効果を期待できます。
基本的にホエイプロテインのほうが、生態利用率(BV)といい、食べたタンパク質がどれだけ体内で利用されるかを示す指標が高いです。
ホエイ vs ソイ のBV比較
プロテイン種類 | 生体利用率(BV) |
---|---|
ホエイプロテイン | 約100〜104 |
ソイプロテイン | 約74〜86 |
ホエイの方がBCAA(ロイシン・イソロイシン・バリン)という筋肉の合成を助ける必須アミノ酸がバランスよく含まれるので、筋トレや筋肥大を目指す方にお勧めです。
また筋トレ・筋肥大だけでなく、普段からタンパク質の摂取量が現代人には足りていないといわれているので、健康に美しく痩せるためにも、ホエイプロテインはおすすめです。
なぜなら、美しい髪、肌はもちろん、臓器や筋肉すべてがタンパク質でできているため、十分なタンパク質を摂取できていないと、見た目に気にする美しい髪や肌まで、タンパク質がいきわたらないからです。
ホエイプロテイン ソイプロテイン どっち?プロテインの種類の違い
1. ホエイプロテイン(Whey Protein)
原料:牛乳(乳清)
吸収速度:速い(摂取後30分~2時間で吸収)
特徴:
- 筋肉の成長や修復に適しており、トレーニング後におすすめ
- 必須アミノ酸(特にBCAA)が豊富で、筋肉合成を促進
- 乳糖を含むため、乳糖不耐症の人は注意が必要
種類:
- WPC(ホエイプロテイン・コンセントレート)
→ 一般的なホエイプロテイン。乳糖や脂質がやや多めだがコスパが良い - WPI(ホエイプロテイン・アイソレート)
→ 乳糖や脂質を除去し、タンパク質含有量が高い。消化しやすく、乳糖不耐症の人にも◎ - WPH(ホエイプロテイン・ハイドロリセート)
→ 加水分解されており、吸収がさらに速い。価格は高め
2. カゼインプロテイン(Casein Protein)
原料:牛乳(カゼイン)
吸収速度:遅い(6~8時間)
特徴:
- ゆっくり消化・吸収されるため、就寝前におすすめ
- 筋分解を防ぎ、長時間アミノ酸を供給
- 腹持ちが良く、ダイエット中の置き換えにも向いている
3. ソイプロテイン(Soy Protein)
原料:大豆
吸収速度:中程度(2~4時間)
特徴:
- 植物性で、乳製品を避けたい人やビーガンに適している
- イソフラボンを含み、女性のホルモンバランスや美肌にも良い影響
- 動物性プロテインよりも吸収が遅めで、腹持ちが良い
- 過剰摂取するとホルモンバランスに影響を与える可能性も
4. ピープロテイン(Pea Protein)
原料:エンドウ豆
吸収速度:中程度(2~4時間)
特徴:
- アレルギー対応(乳・大豆を避けたい人向け)
- BCAAが含まれており、筋トレにも適している
- 消化しやすく、胃腸に優しい
5. その他の植物性プロテイン
種類 | 原料 | 特徴 |
---|---|---|
ライスプロテイン | 玄米 | アミノ酸バランスはやや低いが、アレルギー対応 |
ヘンププロテイン | 麻の実 | オメガ脂肪酸が豊富で、健康志向向け |
ミックスプロテイン | 植物性のブレンド | ソイ・ピー・ライスを組み合わせ、アミノ酸バランスを調整 |
ホエイプロテイン ソイプロテイン どっちがいい?選び方のポイント
目的 | おすすめのプロテイン |
---|---|
筋肉をつけたい | ホエイプロテイン(WPI/WPC) |
ダイエット | ソイプロテイン、カゼインプロテイン |
腹持ちを良くしたい | カゼインプロテイン、ソイプロテイン |
ビーガン・アレルギー対応 | ピープロテイン、ライスプロテイン |
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